「いつも高い治療ばかり勧める歯医者って、
　目黒歯科のことですか・・・？　　」
あなたは、
先週発売の週刊誌・週刊文春を見ましたか？
　たまたま、
地下鉄の中吊り広告が目に止まり買いました。
内容は、連日話題の、
舛添ケチ事が冒頭の記事でした。

　そして、１３４ページから少し歯科の記事がありました。
　見出しは、
「銀歯の寿命は8年！」
「海外では高額だけど「セラミック」が常識」です。




　内容を少し紹介しますね、
記事から抜粋
　都内にある歯科医が匿名を条件に
こう打ち明ける。
「歯科医が表だって患者さんに
話さない事実があります。
それは、多くの歯科医が自分や家族や
恋人の虫歯の治療をする際、
銀歯は決して詰めないという事です。
これは、歯医者だけの常識といえます」・・・・・・
「いわゆる銀歯とは、
正確には金銀パラジウム合金です。
まず、健康保険適用対象のため、
個人の負担が
軽微で済むというメリットがあります。
…今も歯科治療の中心として
使われているわけです。」・・・
「詰め物をした歯は平均５年程度で、
被せ物（歯をすべて覆う銀歯）をした歯は
平均8年で再治療が必要になっています。」・・・
　その他には、
＊銀歯は材質が硬すぎる為、
　相手の歯を痛めてしまうリスクが高い
＊銀歯は海外ではほとんど使われておらず、
　歯科医も本音では
「セラミックの方が良い」と語っている
＊銀歯には、金属アレルギーのリスクがある
＊歯の状態と認知症の関係
みたいな感じです。
　個人的に面白かったのが、
こんな記事でした。
…保険適用でないセラミックなどを提案すると、
「あそこは高額な治療を勧める強欲な歯医者だ」
と思われる可能性があることです。・・・
　歯科医院は全国に6万９千施設あり、
コンビニエンスストアよりはるかに多い。
過当競争ということもあり、
評判を落とすことはできません。・・・
　患者にベストな治療法を勧めるとなると、
「今、口腔内にある銀歯を1度全部外しませんか？
代わりに10万円するセラミックを入れましょう」
ということになりますが、
とても言えない。
　
　我々現場の歯科医はいつもその懊悩を
抱えながら銀歯を詰めているのです」・・・
思わず笑っちゃいました・・・。
でも、同業者と話をする機会も多いのですが、
この記事のように考えている歯科医も、
多いみたいです・・・。
　冷静に考えれば、
歯科業界に限らず、
お客さんに高額な商品ばかりをお勧めすると
儲け主義みたいに思われるのではと
悩んでいる経営者も多いですよね・・・？
本当に、
お客さんの為にお勧めしているのに・・・。
下の写真の小冊子は、
私が7年前に書いた物です。

【　クラウン、ブリッジの寿命　】
患者さんに装着したかぶせ物が何らかの原因により、
５０パーセントがダメになる年数は、
　　　インレー、クラウン　　約５年
　　　ブリッジ　　　　　　　約７年

あなたの身体の事ですよ。
歯医者選びは慎重に・・・。