こんにちは、目黒歯科医院です。
本日は目黒歯科医院に入荷しました『ダブル水素ボトル』の紹介を簡単にしていきたいと思います。
まず、下の画像をご覧ください。
水素ボトルの全体と、水素発生中の画像です。
こちらの水素ボトルは、水素を発生させ、吸入することができ、通常のミネラルウォーターを水素水にすることができます。
さて、ではその水素について少しお話していきましょう。
皆様一度は「水素」または「水素水」という言葉を耳にしたことがあると思います。
化学を勉強している学生さんなどは特に詳しいかもしれませんね。
また、水素水という物がちょっと前に流行りましたが、その時に興味本位で購入された方も多いのではないでしょうか?
最近、ちょっと水素水ブームも下火になって来ましたが、まだ人気は衰えていません。
水素をとるとどんな良い事があるのか、箇条書きで見ていきましょう。
・水素で筋肉疲労を軽減
・炎症を鎮める効果
・健康維持
・ガン治療の副作用の軽減
・美容効果
などなどです。
一つずつお話すると、とっても長くなってしまいますので、ここでは効果について割愛しますが、後々水素の効果を詳しくお話していきます。
さて、たくさんのメリットもありますが、それと同時に数多くの疑問の声も上がって来ました。
その疑問について少しお答えしていきましょう。
1)水素水には充分な量の水素が含まれているのか?
コップ一杯の水に砂糖を溶かして行くと、ある一定の所で溶けなくなりますが、水素もそれと一緒です。
ある一定の量で上限がきます。
一般的に、その上限は1リットルの水に対して約1.7ppmだそうです。
中には3.0ppmや7.0ppmなど、通常ではあり得ない数値を掲げている商品もありますが、その場合は製造時に強い圧力をかけることによって高濃度の水素水を作っていくそうです。
しかし、一度開封して大気にさらされてしまうと、圧力によって押さえつけられていた水素が一気に発散し、たちまち濃度が下がっていくそうです。
ですので、一度開封したら、すぐに飲みきるしかありません。
水素サーバーで作られた水素水でもコップに注げば5~10分で水素は抜け切ってしまいます。
このように水素水では、その中に含まれる水素に限りがありますし、一度に飲める水素水の量と飲む所有時間にも限度があるわけです。
2)水素水では多くの水素を取り込むことができない
水素水を飲んだ場合、まず入る場所は胃です。
そこで、水素はガスとして発散されるのですが、胃は固形物や液体の消化吸収を行う器官なので、気体の扱いは不慣れです。
無駄なく効率的に吸収することが出来ず、水素は胃壁を通じて拡散されていくしかありません。
また、胃の中で発散された水素がどのように吸収されていくのか、明確な事はまだわかっていません。
実際、水素水を飲んだ後、吐き出す息に少量の水素が含まれていますが、静脈血を調べて見ても、水素の検出はされません。
これでは、水素の吸収率という前に、本当に吸収されているかどうかも怪しくなってきます。
3)では、水素をとるにはどうしたらいいのか?
水素水では、水素をとることができない、また出来たとしても微量。
では、どうしたら水素を摂取する事ができるのかというと、水素ガス吸入と言う方法があります。
こちらの、水素ガス吸入では、静脈血にも水素の検出がされています。
水素はもともと気体なので、そのままの状態で肺から吸収するというのが一番効率的で良い方法です。
肺はガス交換をする器官なので、胃壁からの拡散吸収とは比較できないほど違います。
また、肺から取り込まれた水素はすぐに血中に流れ込むので、水素を素早く無駄なく取り込めます。
ただ、もちろん水素水のメリットが無いわけではありません。
水素水にもとても良い部分がたくさんあります。
が、こちらのお話もするととても長い記事になってしまうので、次回に分けさせて頂きます。
次回は水素水のメリットについてお話します。