栃木県佐野市の入れ歯・インプラントの駆け込み寺、難症例にも対応

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間違いだらけの、入れ歯選び!

「間違いだらけの、入れ歯選び!」
何故このタイトルかというと、
よく患者さんにこんな事を言われるからです。
「先生、私の上の入れ歯の、
ノドの奥の金属の部分を無くして欲しいんです・・・。」
「お友達の入れ歯は、
金属の部分が前歯の裏側にあるんですよ・・・。」
「私の入れ歯も、同じようにしてもらえませんか?」
という訴えです。
下の写真を見てください。
これは、上の入れ歯です。私が製作しました。
184.jpg
あなたが、無くして欲しい金属の部分とは、
上の写真で左右の奥歯を連結している、
金属の部分のことですよね?
そして、お友達の入れ歯というのは、
185.jpg
186.jpg
187.jpg
上の写真の様にきっとこんな感じで、
前歯の裏側に金属の部分があるタイプのことですよね?
鏡を入れて撮影されているので、歯が逆になってます。
ちなみに、これも私が製作しました。
日本では、この前歯の裏側に
金属の部分を設定する事が非常に多いのです。
それも、自費製作の保険外の入れ歯ですよ・・・。
保険治療では、そもそもこの場所に設計できないので。
なぜこういう設計をするかというと、
①ノドの奥より、前歯の裏側の方が
きっと違和感が少ないに違いないという、
歯科医師と歯科技工士の勝手な推測から。
②今まで見てきたのが、そういう入れ歯の設計が多かったから。
③特別な理由は無く、なんとなくそうしてる。
と言うような理由です・・・。
「ちゃんと理由があるよ!」って言う、歯科業界の方、
反論があれば、言ってください。
入れ歯の設計って、実は、結構いい加減なんですよ・・・。
なぜなら、ほとんどの歯科医師は、
入れ歯を作る時に自分で設計をしていません。
歯型を採って、歯科技工士さんにお任せです。
歯科技工士さんが、すべて設計してくれて、
出来上がって初めて「こんなデザインの設計なんだ~」と
歯科医師は知るのです。
でも入れ歯の設計は、
「歯科技工士さんが知ってるんだから大丈夫でしょ?」
とお考えのあなた!
実はその歯科技工士さんも設計を知りません・・・。
本来は、すべて歯科医師の指示で技工士さんが製作するのですから・・・
嘘だと思ったら、先生に質問してください。
「私の入れ歯の設計の根拠を教えてください。」って・・・。
先生、言葉を無くしますよ・・・。
その前に、そんな事言いにくいですか・・・?。
あなたは、どう感じましたか?
でも、私のブログはすべて真実ですよ。
別に、自分の業界の暴露話が好きなのではありません。
仕方が無いのです。
日本の歯科大学では、
正しい入れ歯の設計を教えてくれないのですから・・・。
いまだに日本の歯科医のタマゴ達は、
先進国では授業から無くなった
部分入れ歯の教育を受けているのですから・・・。
私だって、知りませんでしたから・・・。
ほんの数年前まで・・・。
日本の入れ歯の大御所から教わった、
間違った設計を信じてましたから・・・。
実は、歯科技工士さんの
部分入れ歯の設計の資格があります。
○○構造設計士みたいな名前です。
個人的な勉強会の認定資格です。
その信者の、私の友人の歯科技工士さんは、
入れ歯は3年持てば成功って話してます。
歯を守る考えは無いそうです。
知らないって、恐ろしいですね・・・。
でも、普通のお医者さんの世界も同じですよ。
最初の写真に戻りますね。
せっかくだから、入れ歯の詳細を見てください。
治療前です。
188.jpg
上の歯です。
189.jpg
内冠を装着しました。
190.jpg
この上に入れ歯がはめ込まれます。
191.jpg
こんな仕掛けが、付いています。
192.jpg
このレバーで、入れ歯のロックが解除されます。
ドイツ式入れ歯です。リーゲルテレスコープ義歯です。、
興味があったら、他の記事も読んでね!
治療後です。
193.jpg
治療前です。
194.jpg
結論をお話します。
あなたが、無くして欲しい、ノドの奥の金属は無くす事はできません。
理由は、
この部分で、残った歯に加わる大きな力を干渉して、
うまく逃がしているからです。
左右ををこの波打ったようなデザインの骨組みで
連結する事により、残った歯を守っているのです。
あなたは、この部分のせいで、
おう吐反応が出ると思っているようですが、それは間違いです。
ここで、おう吐反応が出るなら、食事なんて出来ませんよ。
おう吐反応は、舌の下の根元の後方部分で出るのですよ。
指を舌の下の奥まで入れて、試してください。
ゲ~ッとなりますよ。
私が、設計しているこの位置では、
おう吐反応なんて出ませんから。
実は、ここが一番違和感が少ない部分なんですよ。
もちろん、もっと奥まで入れれば、おう吐反応が出ますよ。
もちろん、何も無いわけではありませんから、リハビリは必要です。
それでもあなたは、無理な設計をして、
残りの歯を早く失いたいですか?
あなたが総入れ歯になったら、必ずこの位置までは被わなければいけないのですよ!
今のうちから、慣れておけば楽ですよ。
それが、正しい入れ歯の設計なのですから。
それが嫌なら、インプラントしかありません。
少数のインプラントを応用すれば、この部分を無くす事は可能です。
デタラメな設計で、早く歯を失うのはやめてください。
私は、あなたの歯を守りたいのです。
入れ歯は道具ですから、
正しい設計で製作されたものならば、それを使いこなす努力も必要です。
次回はどうしてもこの部分を無くしたいあなたのために!
インプラントを応用してこの部分を無くしたに紹介しますね。
ではまた。

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