栃木県佐野市の入れ歯・インプラントの駆け込み寺、難症例にも対応

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「永久歯に生えかわるまで、矯正治療は待ちましょう」って言われたら、転院してください!

「 永久歯がすべて生えそろったら、矯正治療を開始しましょう!
 って、歯医者さんに言われたら、転院してください!
 多くの場合、歯を抜く事になりますよ」
もしかしてあなたは、お子さんの歯並びでお悩みですか?
そしてかかりつけの歯医者さんで、こんな事を言われていませんか?
「○○ちゃんは、おそらく矯正治療が必要になります」
「永久歯がすべて生えそろったら、開始しましょう」
みたいな感じです。
ちなみに永久歯がすべて生えそろうのは、11~12歳くらいです。
かかりつけの歯医者さんが、
永久歯が生えそろうまで待ちましょうというのは、
矯正治療の考えが、
「10歳以上で永久歯が生えそろってから治療しても遅くは無いし、
治療期間も短くできる」
と言う考えがまだまだ主流だからです。
でも問題があります、
永久歯が生えそろうまで待っていると
永久歯を間引きしなければならない事が
多いのです。
ほとんどの場合、
糸切り歯の隣の小さな奥歯(第一小臼歯)を、4本抜くことになるのです・・・。
さらに、治療が遅れる原因はアメリカのように、
子供の歯並びを綺麗にするのは親の義務と思っている人が
日本ではまだまだ少ないからでしょう。
アメリカでは、「スープを音を立てて飲む事」はマナー違反とされていますが
「歯並びが悪いことも」マナー違反と言われてるほどですよ。
日本では、子供が小さいときには虫歯への関心があっても、
「悪い歯並びは、必ず治さなければならない」と、すぐに思いつかない親が多いのです。
それに追い打ちをかけているのが、
歯医者さんも、矯正の知識は無い人がほとんどです。
アルバイトの矯正専門医にお願いするか、
矯正専門医院に紹介する場合がほとんどです。
詳しい矯正治療の流れや、適切な治療開始時期を知りません・・・。
そして矯正治療は、保険が効かないこともあるかもしれませんね。
それとも周りのお友達も、歯並びが悪い子だらけだから安心しているのでしょうか?
失礼を承知で、
日本の象徴もこの歯並び・・・、残念です・・・。
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最近では、学校検診でも不正咬合の指摘や指導があり
異常があると保護者に通知はされますが
まだまだ、関心は低いと言わざる終えない状況です。
その証拠に、私が校医を担当している小学校の児童の歯並びは、
7割以上に問題が見られます。
異常事態です・・・。
お母さんのあなたに、知ってもらいたいことは、
歯並びの異常(不正咬合)は、見た目の問題ばかりではありません、
子供達が更年期障害や不定愁訴に悩まされない
元気な中高年になるためにとても大切なのです。
子供に限らずあなたの身体の不調の原因が、咬みあわせかもしれないのです。
きっとこの方も・・・。
咬みあわせが、向かって右にズレています・・・。
写真で右の上の前歯、真ん中から数えて2番目の歯が下の歯の内側に入っています。
顔も曲がってます・・・。
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こんな記事もありましたよ。
外国人から見ると、日本人は歯並びが悪すぎなのです・・・。
1182.jpg
 日本が元気が無いのは、
もしかしたら咬みあわせが悪い人が多いからかもしれませんよ・・・。
話を戻しますが、せっかくあなたが子供の歯並びの異常に早く気がついて
かかりつけの歯医者さんに相談したのに、
「何年も待たされて、4本抜歯になります・・・」
って言われたら、泣きたくなりませんか?
私は、以前の記事でも書きましたが
もっと早い時期に矯正治療を開始して、
咬みあわせ(咬合)の誘導をするべきだと考えています。
永久歯が生えそろうまで待って、
矯正治療を開始するのは、間違っています。
早期から治療を開始して、永久歯を抜かない方法を考えるべきです。
 具体的な治療開始時期としては、
7歳前後です。
上下の乳歯の前歯が4本ずつ生え替わり、
乳歯の奥歯の一番後ろに6歳臼歯が出てきたら開始します。
そうすることで、ほとんどの場合永久歯を抜かないで歯を並べることができるのです。
例外は、反対咬合など骨格的な問題に移行しやすい場合は、
3~4歳くらいから開始します。
参考までに、3~4歳児の乳歯の反対咬合は、こんな装置を使います。
これは、ムーシールドとかパナシールドとかの名前で呼ばれている装置です。
マウスピースの矯正装置です。
写真は、パナシールドです。
1183.jpg
 後ろから見たところです。
このまま、お口の中に挿入してお口を閉じます。
そして、中央の凹みの上に舌を乗せるだけです。
反対咬合のお子様は、舌で下の前歯を強く押している場合が多いのです。
舌は下の前歯の裏側にくっついているので、
前歯を押せば下アゴも前へ出てしまいます。
そこで、この装置を入れて舌を上に誘導してあげるのです。
押したくても、下の前歯を押せなくなるのです。
さらにお口の中に物が入れば、自然と唾液が出ます。
飲み込む訓練にもなるのです。
4歳頃から、反対咬合はアゴの位置を抑える、
チンキャップと呼ばれる器具を装着しますよ。
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他にもこんな器具もありますよ。
「舌をあげろーくん」です。
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 他にも、こんな物も最近出ましたよ。
私の師匠が開発しました。
「エントレ」という商品名です。
嚥下トレーニングの器具です。
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1192.jpg
悪い歯並びは、お口の周りの筋力不足で起こります。
いろいろな器具を効果的に使うことをお勧めします。
1193.jpg
ではまた。

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