「高額なドイツ式入れ歯で失敗したくないあなたへ!」
「いくら見た目が良くても、咬みあわせがズレていたらよく咬めません」
「入れ歯が得意な歯医者さんの、咬みあわせの記録をみてください」
ドイツ式入れ歯でも、咬みあわせがズレていたらよく咬めません
下の写真をご覧ください。
60代女性の患者様の歯型です。部分入れ歯の症例です。
前歯なのに銀歯ですが、これは超精密加工された金属冠です。

当院が専門の、ドイツ式入れ歯です。レジリエンツテレスコープ式入れ歯の内冠です。
2重冠構造で、その内側の冠になります。今回は、咬みあわせの記録を採得します。
ほとんどの歯医者さんがやらない、ゴシックアーチとは?
入れ歯のベテランのあなたなら、入れ歯の歯型を採った後に咬みあわせの記録も採っているはずです。
でも、こんな器具は見た事が無いと思います。
下の写真が、その器具です。

この器具の名前は、ゴシックアーチトレーサーと言います。
あなたのアゴの動きや、咬みあわせの中心の位置を調べる器具です。
下の写真が、下アゴ用です。
中央にピンが仕込んであります。

そして、上アゴにはプレートが仕込んであります。

この器具をお口の中に装着して、下アゴのピンで上アゴのプレートにアゴの動きを記録するのです。
こんな感じで、記録されます。
カラスの足跡みたいですね。
前後左右の動きが記録されています。
その3本の線が集まった場所が、あなたの咬みあわせの中心です。

実は、この作業はとても重要なのですが、ほとんどの歯医者さんはやりません。
歯科医人生で、一度も経験しないで終る人がほとんどです。
この記事を読んでいる入れ歯のベテランのあなたは、初めて見るはずです。
そもそも私のブログを読まれているあなたは、入れ歯でお悩みの方だと思います。
かかりつけの歯医者さんは、入れ歯が苦手の可能性が高いはずです。
この作業を日常的に行なっている歯医者さんは、入れ歯が得意な歯医者さんです。
あなたは、入れ歯で悩む理由がありません。
話をもどしますね。
下の写真が、咬みあわせの中心の位置に凹みをつけているところです。


そして、あなたは凹みの位置でしっかり噛み込みます。
そこで位置を固定します。

お口の中から取りだし、凹みの位置で固定されているか確認します。

ご覧の通り、バッチリです。
高額な入れ歯でもよく咬めない理由とは?
多くの歯医者さんは、入れ歯の噛み合わせの記録を適当に決めています。
経験的な勘に頼っているのです。
もちろん、勘が正しい場合もあります。
でも、かなりの確率でズレています。
ズレた咬みあわせで入れ歯を製作しているのです・・・。
それは、高額な自費診療の入れ歯でも同様ですよ。
歯医者さんで、入れ歯をお願いするときには歯医者さんに質問してください。
「先生~!咬みあわせの記録にゴシックアーチをやりますか?」みたいな感じで充分です。
かかりつけの歯医者さんの反応を確認してくださいね。
真面目な歯医者さんなら、喜んで説明してくれますよ。
歯医者さん選びは、難しいですね・・・。
ではまた。