「あなたは知らないと思いますが、実は海外では使用禁止なんですよ・・・。その②」
　以前お伝えした内容は、
「日本の歯科保険治療で使用されている銀歯の材料の、
パラジウム合金は歯科医療先進国ドイツでは、
乳幼児、妊婦や出産の可能性のある女性には使用禁止なんですよ・・・」
というお話でした。
みなさん興味があったみたいで、
当院の患者様からも問い合わせをいただいています。
そこで今回はパラジウム合金に続き、
まだある海外では使用禁止の怖い材料、
アマルガム合金のお話です。
ところであなたは、アマルガム合金って聞いたことありますか？
たぶん、知らないですよね？
おそらく、前回のパラジウム合金だって、
聞いたことないって人がほとんどだと思います。
歯医者さんでも、いちいち説明しないですからね・・・。
そして聞かれたとしても、
銀歯にしますか？
保険が効きませんけど、白い歯にしますか？
程度だと思います・・・。
多くの日本の歯科医院は、時間に追われてとっても忙しいですからね・・・。
野戦病院です・・・。
患者さんから、前の歯医者さんでは
「何も説明なしに、銀歯を入れられた」
と聞くこともよくあります。
そして歯の治療は、銀歯が当たり前と思っている患者さんも少なからず居ます・・・。
歯科医として、あなたにまだまだ情報提供が出来ていなくて申し訳ないです・・・。
せめて、あなたに選ぶ権利を与えてもらいたいものです・・・。
日本は、先進国ですよね・・・。
海外の人は、日本人はお口を見ればすぐ解るそうですよ・・・。
銀歯がギラリだから・・・。
毎度、話が脱線します。
アマルガムのお話でしたね。
話を戻します。
インターネットで
「歯科用アマルガムの害」
と検索すると、たくさんの歯科医院が情報を提供していますが、
あなたを含めて以外に知らない方が多いみたいです。
この記事も興味深いです・・・。良かったら、検索してください。
幸せな人生を奪い去る水銀アマルガムーメアリー・デービス著 – 健康と水銀
歯科用水銀アマルガム – 健康と水銀
もっとも、普段はみなさん忙しいので、歯の事なんて考えている暇はないですよね・・・。
それに身体に悪い材料を、国が認めるはずが無いと思っちゃうのが普通ですよね・・・。
しかし、健康保険が始まった数十年前は、
人間の身体にとって、良い金属ではなくても、
戦後の厳しい状況下ではやむおえず選択するしかなかったのです。
もちろん経済が良くなったら改善する予定でしたが、
何故か今もって使用している、それが現状なのです。
それでは、少しアマルガムのお勉強です。
アマルガムとは何か？というと、
正式にはアマルガム合金と言い、
長年歯科治療で用いられてきた化合物であり、
銀・スズ・銅などの金属を水銀に加えて作られるものです。
全体の約40～50％の水銀を含有しています。
アマルガムの組成は、銀３５％・スズ９％・銅６％・少量の亜鉛、そしてあとは水銀です。
なんと、水銀が使用されているのです・・・。
あの、水俣病の水銀です・・・。
幸せな人生を奪い去る水銀アマルガムーメアリー・デービス著 – 健康と水銀
歯科用水銀アマルガム – 健康と水銀
もちろん、歯科業界では、安全性をうたっていますが世界中でその危険性が問題視され、
アマルガム合金の賛成派と反対派でアマルガム戦争が起こっています。
その昔、歯科でアマルガムが使用され始めた時は、
非常に安定した化合物で、体内に吸収される危険性は少ないと言われていました。
しかし安全とうたわれたアマルガムも実際は3年以内でほとんどが劣化を示し、
約10年後には60～84％が消失するという結果を出している報告もあるのです。
つまり、水銀が溶けだして体内に取り込まれる危険性があるという事です・・・。
怖いですよね・・・。
実はそんな私も何の疑いもなく、大学を卒業後はアマルガムを使用していました・・・。
ごめんなさい・・・。
もちろん、２０年以上前に使うのは止めてます・・・。
このように数年で、有害金属が簡単に溶けだしているという事実を考えると、
出来るだけ早く、お口の中からから除去するべきと判断するのが、
健康の為には良いことであると思いますよね。
ではお口の中の水銀化合物は、全身の健康にどのような悪影響を及ぼすのでしょうか？
説明しますね。
アマルガム合金は、口腔内の他の歯科材料による金属アレルギーと同じように、
イオン化した水銀化合物が体内に入り、蛋白質と結合すると、
それによって過剰反応が引き起こされることになるのです。
なんか、話が難しいですね・・・？
私も書いてて、嫌になります・・・。
化学の授業ではないので、とにかく、
水銀はたくさんの原因不明の病気を作るとされているのです・・・。
全身に悪影響を与えるとされています・・・。
詳しく知りたい方は、以下の本を読んでくださいね。


アマルガム合金はスェーデンやドイツでは、何年も前に使用禁止になっています。
しかし残念ながら、日本ではいまだに、使用されています・・・。<
下の写真の、奥歯の咬みあわせの面の詰め物がアマルガムです。

　当院の患者様です。
これは決して、珍しい症例ではありません。
私の医院では、ほぼ毎日このアマルガムを除去して、つめ直しをしています。
実は、これも歯科医にとっては命がけなんですよ・・・。
私の医院では、強力な吸引器でアマルガムを吸い込みながら除去していますが、
アマルガムの削りかすを、私自信が吸い込む危険性があるのです・・・。
きっと、検査をすれば私の身体からあなたより多くの水銀が１００％検出されます。
賭けてもいいですよ（笑）
歯科医院によっては、アマルガムの除去はお断りの医院だってあるのですよ・・・。
私もやめようかしら・・・。
危険手当もでませんから・・・。
でもこれだけは断言しておきますが、私は、あなたの不安をあおりたいのではありませんよ。
正しい知識を持って、治療法を選んでもらいたいだけです。
アマルガム合金が健康に与える悪い影響に関しては、
たくさんの報告がある事は事実ですが、確実な証拠はないのです。
でも、有害金属を除去して全身の症状が改善したという報告も
数えきれない程ある事も事実なのです。
あなたは、どちらを選びますか？
もしかすると、訴訟社会ですから歯科業界は有害金属の害を認める訳にはいかない、
大人の事情があるのかもしれませんが・・・。
私の考えは、
「最初から身体には良くない事は解っていたけど、
お国の経済事情でやむなく使用されてきたのなら、使わないで済む人には使わない」
「不安がある、疑わしい材料なら極力使用しない」
ただそれだけです。
参考になりましたか？
さあ、あなたのお口の中は大丈夫ですか？
あなたに、世界標準の治療法を提案します。
是非、ご相談ください。