難症例を克服するためには、知識と知恵、経験が必要です。総合的な診査・診断と、適切な治療計画、それを的確に施術できる治療技術が欠かせません。
特に当院は、ライフステージ(年齢)等を考慮した総合的な診査・診断と、適切な治療計画を重視しています。
あなたのライフステージ(年齢)、要望や状態、治療予算によって、最善の治療は異なります。
特に入れ歯やインプラントが必要となる中高年の治療では、以下の5つのポイントを大切にします。
- 通院可能な健康な時期に、逃げ切れるようにお口の環境を整え、咀嚼機能を回復する
- 修理しながら長持ちするような入れ歯の設計をする
- 咀嚼機能の低下、欠損の進行を食い止めるようなインプラントの配置を心がける
- 再治療を考慮した、治療計画にする
- 適切な治療で咀嚼機能を改善し、お口の健康から介護予防することにより、健康寿命を延すことを目標にする
当院の強みは、入れ歯とインプラントだけでなく歯周外科手術・根管治療などの延命(基礎)治療にも精通し、問題を解決するための治療手段を適切に選択が可能で、難症例にも対応できることです。
治療後のメンテナンスにも、力を入れてきました
当院はメンテナンスしながら治療後20年以上お使いいただいている症例を多数保有しています。
20年以上の年月の中では、丁寧にメンテナンスをしていても想定外のトラブルが起きることもあり、それにひとつひとつ対応し克服していくことも貴重な経験となり、強みになっていくのです。
手に負えないと見放された、難症例にも対応してきました。
難症例とは、
- 総入れ歯に代表される多数の歯を失った状態
- 歯が抜けたまま長期間放置されて、歯が傾いたり伸びてしまい入れ歯を装着する隙間がない状態、咬み合わせがズレたり、大きく歪んだ状態
- 顎関節症、インプラント、特殊入れ歯、歯周外科、根管治療など、総合力が伴わなければ的確に対応できない状態
などです。
咬み合わせが悪いのに、その場しのぎでそれを放置したまま、単に歯が抜けた隙間を埋めるだけの、粗悪なインプラントや自費入れ歯治療はしません。なぜなら、よく噛めず、見た目も悪く、長持ちしないからです。
重症の方への対応も多数!安心してご相談ください
「口の中がひどい状態で、どうしたら良いかわからない」
「なんでこんなになるまで放っておいたの!と言われてから歯医者さんに行けない」
「あまりにも酷い状態だから、治療はできないと言われたらどうしよう」
など、当院は他院では手に負えないと見放された、重症患者さまが多数来院されます。そのような患者さまの治療に長年対応してきた歯科医院です。
実際の患者様の症例をお見せしながら、ご説明も可能です。
同じようなお口の方が治っていく治療経過を説明すると、「勇気を持って、相談に来て良かった」と治療に前向きになる方も少なくありません。
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下アゴの奥歯が伸びて、上アゴの歯肉に咬みこんでいます。超難症例です -
噛み合わせの面が大きく歪んでいます -
仮の歯で、咬み合わせを修正しています。
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他院の治療
藁にもすがる思いで来院されました インプラントは怖いから嫌! 10年以上使える入れ歯にしたい! -
当院の治療
審美総入れ歯の症例 高機能部分入れ歯の症例 高機能部分入れ歯の症例
高額な入れ歯治療で失敗した方や
インプラントに不安を持つ方にも満足できる治療をご提供します
「インプラントにしたいが無理と言われた」
「インプラントが一番いいのかわからない」
「手術が怖い」
「治療後が不安」
そんな疑問や不安をお持ちの方が多いようです。
インプラントは優れた治療法であり良好な診療実績が多くある一方で、長持ちしない例やインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)などのトラブルも報告されており、歯科医師の診療技術や実績、歯科医院の診療設備によって結果が左右される治療とされています。
当院では難症例を含む、多数のインプラントの症例があり、加えて、それと同様の自費特殊入れ歯の症例、さらに入れ歯とインプラントを組み合わせた他院では真似できない特殊入れ歯にも対応できますのでご安心ください。
10年、20年後の、先を見据えた治療計画
- せっかくお金と時間をかけたのに、すぐにダメになってしまった
- やっと治ったと思ったら、また別の歯が壊れる
- 今度は長持ちして、しっかり噛める入れ歯を作りたい
- 費用にかかわらず、最善の治療を提案して欲しい
- 歳をとってから、大がかりな治療のやり直しは避けたい
- 老後の貴重な時間を、また歯医者通いで無駄にしたくない
- 人生最後の入れ歯にして欲しい
- 治療後もしっかりと面倒を見て欲しい
など、当院には毎日多くの相談が寄せられます。
入れ歯が壊れたり、歯を失う原因の多くは咬み合わせのズレです。不良な咬み合わせによる衝撃が歯にダメージを与え、歯に亀裂が入り虫歯になったり、歯周病を悪化させます。
歯を失った原因を推測し、治療後10~20年後の未来を予測することが大切です。術後のトラブルや再治療のリスクもお伝えします。
原因を調べて対処をし、長期に良い状態を維持できる治療を行わないと、治療を繰り返すことになります。
当院では、その場しのぎではなく、将来を見据えた治療計画をご提案します。
そして、歯科治療は治療をして終わりではありません。良い状態を維持するために、専門家による継続的なメンテナンスがとても重要です。
インプラント治療で総入れ歯から固定性の歯を甦らせた、治療後12年目の治療例


インプラント治療後、12年経過した症例


インプラント治療後、17年経過した症例



インプラント治療後、21年経過した症例


インプラントを併用した高機能部分入れ歯・治療後、11年経過した症例


自費特殊入れ歯の治療例
フリクションピンテレスコープ式部分入れ歯の術前と術後です。この技法は、限られた医院でしか提供できません。


生涯にわたって健康に過ごすためのメンテナンス
治療後は、3~4ヶ月に一度のメンテナンスを定期的にする。それがもう一つの歯科医院の役目です。
メンテナンスを継続しながら、治療後25年経過したハイブリッドレジン冠の症例


メンテナンスを継続しながら、治療後22年経過したセラミック冠の症例


メンテナンスを継続しながら、治療後23年経過したハイブリッドレジン冠の症例


メンテナンスを継続しながら、上アゴは高機能部分入れ歯で治療後10年経過した症例
下アゴは、総入れ歯から固定式インプラントブリッジで治療後21年経過した症例


入れ歯の臭い、気になりませんか?
当院で行うメンテナンスは、お口の清掃だけではありません。
入れ歯は除菌洗浄液による超音波洗浄と、入れ歯のヌメリ、臭いがつきにくいナノ銀イオン抗菌コート(ピカッシュ)を行います。
高齢者の死亡原因の多くは誤嚥性肺炎によるものです。この誤嚥性肺炎は入れ歯の汚れが大きく関係しています。
ピカッシュをすると、普段のお手入れだけで横の写真の入れ歯のような汚れが付きにくくなります。

入れ歯の臭いは入れ歯についた細菌が原因です。
そして、その細菌は高齢者の死亡原因のTOP3に必ず入る【誤嚥性肺炎】の原因にもなります。年に3回の抗菌コートを習慣にして誤嚥性肺炎の予防をしましょう。
入れ歯は細菌の繁殖が起こりやすい環境にも関わらず、普段のお手入れでは完全な清掃が難しい場合もあります。
そこで、当院では定期的な抗菌コート(入れ歯表面に特殊なコーティング)を施すことで、細菌の増殖を防ぎ、臭いの予防しています。これにより、入れ歯の清潔さと快適さを保つことができます。




専用薬剤に入れ歯を浸し、機械で抗菌コートをしていきます。抗菌コートは5分もかからず行え、効果はおよそ3ヶ月続きます。
入れ歯をスタッフにお預けいただき、約15分程度で入れ歯洗浄からピカッシュまで、すべての施術が完了します。
※ピカッシュは希望者のみ、別途費用(1回5,500円)がかかります。プロによる入れ歯艶出し研磨サービス
歯科技工士による、入れ歯の艶出し研磨サービスも好評です。簡単な研磨は、即日に対応可能です。
要相談になりますが、お預かりしての超絶再研磨仕上げコースや、リペアサービスもご用意しています。
そして、定期的に咬み合わせの調整を行い、長期的な安定を目指しております。
また、メンテナンスは、当院の治療だけでなく、他の医院で行われた治療も含めて行っていますので安心してください。もし、メンテナンス中に問題が起きた場合は、必要に応じた適切な治療計画を立て、ご説明、ご相談をさせていただきます。
