「危険です!インプラントを検討中のあなた!
CT診断しない歯医者さんは、やめてください!」
さて近年、インプラント治療が急速に普及し てきて
多くの医院で施術されるようになってきましたね。
どうしても入れ歯が嫌なあなたには、
最適な治療法かもしれませんね。
その反面、前回の記事でも書きましたが
トラブルも続出しているようです。
参考までに、読んでくださいね
「危険です!インプラントを検討中のあなた!
目の前の先生にお願いして大丈夫ですか?」
https://www.meguro-shika.jp/diaryblog/2021/04/post_702.html
もしかして、あなたもインプラントを検討中ですか?
インターネットで、たくさんの情報が得られるので、
インプラントは、歯が失われた場所にチタン製の
人工歯根を打埋め込む処置という程度の、
知識はありますよね・・・?
人工歯根は、太さが4ミリ前後、長さが10ミリ前後の
金属製のネジのような形をしています。
歯医者さんは、歯を抜く時みたいに局所麻酔をして
歯肉を切開し、埋め込む場所のアゴの骨を露出します・・・。
考えただけで、怖いし、痛そうですね・・・。
実は私は怖がりなので、自分なら歯を失っても、
正直に言うとインプラント嫌です・・・。
髪は無くなりましたが、幸い歯は全部残っているので
インプラントのお世話になる事は無いと思いますが・・・。
「さんざん患者様には、埋め込んでいるのに、ど~ゆ~事」
って、感じですよね。
だから、私はインプラントは無理にお勧めしませんよ・・・。
あなたに、インプラント治療の
リスクとメリットをよ~く理解してもらってから
あなたが、ど~してもインプラント治療を選んだ時だけ
引き受けますよ。
ネットで盛んに集客している
インプラント大好き医院とは違いますよ。
私は、入れ歯も得意ですから安心して相談してください。
話が脱線してきたので、戻しますね。
実は歯医者さんが、インプラントの手術の時に困る事があります。
歯肉を切開した時に、
インプラントを埋め込む場所のアゴの骨が少ない時です。
インプラントの教科書には、
「埋め込まれたインプラントの周囲には最低1ミリ以上の骨がある事」
と書かれています。
しっかりと、インプラントが骨に囲まれていないと
長持ちしないのです。
さらに、埋め込む場所に骨が無ければ
歯医者さんも、埋め込めないのです・・・。
経験豊富な歯医者さんなら、
いろんな技術を駆使して埋め込めるのですが
初心者では、失敗の原因になります。
あなたにとって困るのは、
覚悟を決めて怖いインプラントを選んだのに
歯肉を切開された後に、歯医者さんに
「骨が無くて埋め込めませんでした・・・」
なんてなったら、泣きそうですよね・・・。
なぜそんな事が起こるかというと、
通常の歯医者さんのレントゲン写真では
骨の厚みまでは、診断できないからなのです。
もっとも、無理して埋め込まれて
失敗されるよりは、まだ良いかもしれませんが・・・。
そんな失敗が無いように、
最近ではインプラント治療を計画する場合は
CTを撮影し、3次元的に埋め込む部位のアゴの骨を
術前に精査する事が必須とされています。
さらに、CTのデーターを元にコンピューターで
シュミレーションするソフトもたくさん開発されているのです。
週刊誌でインプラントのトラブルが盛んに報道されていますが、
術前に、あなたのアゴの骨の状態を精査すれば
かなりの確率で手術の失敗が無くなると思いますよ。
まだまだ、
術前のコンピューターシュミレーションソフトすら
導入していない医院が多いのかもしれませんね・・・。
失敗の原因は、たくさんありますが高額治療のインプラントです。
あなたが損をしないように、必ず歯医者さんに質問してください。
「先生の医院は、インプラント治療を希望する場合は
CTの診断をお願いできますか?」
って。
電話でも確認できますから、必ずしてくださいね。
「まずは、来院してから相談しましょう」
なんて言われたら、止めといた方が良いですよ・・・。
でも、CTの診断ができても
手術が上手だって保証はありませんよ・・・
歯医者さん選びは難しいですね・・・
ではまた。