栃木県佐野市の入れ歯・インプラントの駆け込み寺、難症例にも対応

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歯並びの悪い7歳のお子様をお持ちのお母さん!急いで歯医者さんに行ってください!

「歯並びの悪い7歳のお子様をお持ちのお母さん!
 急いで歯医者さんに行ってください!」
なぜ、このタイトルかというと、歯並びの治療には時期がとても大切だからです。
私の医院は、ドイツ式入れ歯やインプラント治療に力を入れていますが、
そればかりやっている訳ではありません。
小さなお子様から、小学生~高校生、
夏休みや冬休みには帰省されたついでに、
歯の検診やクリーニングをしたいと、大学生もおいでになります。
そのほとんどが、検診とクリーニングの子供たちです。
最近は、虫歯や歯周病になる前の予防に通う子供たちも増えてきました。
とても、良い習慣です。その効果が少しづつ現われてきているのか
昔に比べると、最近は虫歯の子供さんは少なくなってきているのを実感します。
ただ、問題が一つあります・・・。
それは歯並びの問題です。
来院されるほとんどの子供さんが、歯並びに問題を抱えているのです。
私は、市内の小学校の校医を委託されているのですが、
厳しくチェックすると歯並びは半数以上が不合格です。
ところであなたは、歯並びが悪いと何が問題だと思いますか?
もちろん、見た目が悪い、
つまり形態を気にされていることが多いと思いますが
形態が悪いと正しく咬む機能を発揮できないのです
簡単に言うと、見た目の歯並びの悪い人は
正しく咬む機能を発揮できていないのです。
実際に、咬む力を計測すると歯並びの悪い子供さんは、
正常な子供さんの半分にも満たない筋力しかない場合がほとんどなのです。
大人も同じですが・・・。
下の写真は、咬む力や咬みあわせのバランスを計測するコンピューターです。
271.jpg
簡単に、咬む機能の測定が可能です。
咬む機能の減少は、消化酵素を含む唾液の分泌を減少させ
消化器官に負担をかける事になります。
また咬むことは咬む筋肉だけでなく、
お口の周囲や顔全体の筋肉を使うため、
咬まない事により、表情を作る筋が衰えることにつながるのです。
例えば、前歯で咬む時には唇を使いますね。
前歯を使わなければ、唇を動かす唇の周りの筋肉(口輪筋)が衰えます。
すると衰えた唇の周りの筋肉(口輪筋)が、
口角を下げる筋肉に下に引っ張られ口角が下がってしまいます。
唇の周りの筋肉(口輪筋)が衰えて緊張しないと
その周りの表情を作る筋も衰えて目じりも垂れてきます。
つまり、咬むことは表情を豊かにして「素敵な良い顔をつくる」ことなのです。
口角が上がり、目力のある良い顔をつくるのにとても重要な役割をしているのです。
その他にも、良く噛むと脳に刺激がいき、脳の機能の活性化になります。
幼稚園児を対象とした実験では、良く噛む食事をしている児童は、
そうでない児童よりも計算能力が高いという報告もあるのですよ。
そして、良く噛んで食べる子供は、歯並びが良くなります。
いかがですか?噛むことは良い事だらけだと思いませんか?
ところで、あなたはどうして歯並びが悪くなるか知っていますか?
歯並びで一番気になるのが、歯が重なったり、曲がったりしている場合ですよね?
専門的には、叢生と言います。
これは、歯の大きさと歯列の大きさ(アゴの大きさ)のアンバランスから起こります。
歯列が歯の大きさに見合った大きさに発育できなかったからなのです。
歯並びを治す歯列矯正は、このアンバランスを解消する治療です。
歯が並ばない歯列(アゴ)は、成長発育が遅れた萎縮した状態ですから、
可能なら正常な歯列(アゴ)に育成するのが理想的な治療法ですよね?
日本人の約40パーセントが叢生というデーターもあります。
では、この40パーセントもの人たちの歯列(アゴ)は、
どうして正しく発育できなかったのでしょうか?
原因の多くは、実は保護者のあなたが作る家庭内環境により
歯列(アゴ)の発育がうまくいかなかったのです。
食事、間食、生活環境の簡便化などです・・・。
食べることは栄養の摂取だけでは無く、
歯列(アゴ)の成長発育に重要な刺激であることを、お母さんは認識してください。
参考までに
食育の本です。
272.jpg
273.jpg
骨は外からの力によって適した形になるという、
生理学の基本があります。
咬む力が、子供たちにとっては歯列(アゴ)の育成に欠かせない生活習慣なのです。
これが、お母さんのできるお家での矯正治療の第一歩です。
アゴは身長が伸びる時に発育します。
生まれてから6歳までが幼児期から子供への成長期間です。
そして、第2次成長期として
男子は10~17歳頃
女子は10~14歳頃
まで発育します。
ここで重要なことは、男子は17歳、女子は14歳で
ほぼアゴの発育は終了してしまう事なのです。
この年齢を過ぎてからは、歯の大きさとアゴの骨のアンバランスを整える
つまり、成長が遅れて萎縮したアゴの骨を大きくしたくても、
基本的には手遅れなのです・・・。
そのために、歯を並べる隙間を確保するためには、
歯を抜かなければならない事が多くなるのです。
矯正治療は、アゴの発育が始まる前に開始するのが理想的と言えるでしょう。
よく患者さんから、歯並びが気になって歯科医院で相談したら、
永久歯が全部生え変わるまで、
様子をみましょうと言われることがあるそうですが
せっかくの成長発育の時期を逃してしまうことになりまねません。
出来るだけ、早く、歯並びの問題にお母さんが気がついた時期に
開始するのが良いと考えます。
6~7歳で、乳歯の前歯が生え変わる時期は、
お母さんでも簡単に歯並びの問題に気がつく時期です。
是非、早めに歯科医院で相談して治療を開始されることをお勧めします。
参考までに、7歳のお子様の症例です。
上の前歯が内側から、生えてきていますね。
274.jpg
咬みあわせの面からみると、内側から生えてきている歯の外側の歯肉が凹んでいますね?
当然、歯肉の外側の唇も凹みますね・・・。
275.jpg
そこで、取り外し式の入れ歯のような矯正装置を製作しました。
276.jpg
そして、術後です。
277.jpg
術前です。
278.jpg
術前
279.jpg
術後
280.jpg
内側に凹んでいた、歯肉も改善しています。
お顔はお見せできませんが、唇の形もきれいになりましたよ!
お子様の歯並びでお困りのお母さん、
是非ご相談ください。

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