「あなたは80歳になっても、もう一度怖いインプラント治療を受けたいですか?
入れ歯とバレない入れ歯のお話」
下の写真を見てください。
70代の女性の患者様です。
治療後の写真です。
この方は上下ともに、部分入れ歯が装着されています。
どこが入れ歯か解らないですよね?
もちろん自費診療の入れ歯です。
保険の入れ歯のように金属製の銀色のバネはありません。
インプラントと天然の歯を効果的に利用した、ドイツ式入れ歯
今回は、下の入れ歯の紹介です。
ということで、下の部分入れ歯を外してみますね。
裏側です。
お口の中は、こんな感じです。
銀歯ですが、体内に埋め込まれる人工関節にも使用されている
身体に優しい医療認可済みの合金です。
さてこの患者様は、実はインプラントが埋め込まれています。
20年前に私が埋め込みました。
今回、20年後の再治療となりました。
上の写真の右側最後方の奥歯がインプラントです。
その他は、天然の歯になります。
インプラントと天然の歯を効果的に利用した、ドイツ式入れ歯 の症例です。
インプラント治療と入れ歯治療、
両方に精通している こと
最近では、ドイツ式入れ歯を導入している医院が増えてきましたが
インプラントと天然の歯を組み合わせた、複雑な 症例実績を持つ医院は少ないです。
理由は、インターネットで「入れ歯専門」と宣伝している医院の多くは
インプラント治療の経験が少ないからです。
最近ではインプラント治療が普及して、多くの医院で導入されています。
でも、50代でインプラント治療を受けて
その方が70~80代で再治療になった時、多くの人が入れ歯治療を選択されます。
体力が衰えたり、怖い外科処置が嫌だからです・・・。
そんな時、入れ歯治療に精通している歯医者さんでも
インプラント治療が苦手だと、せっかく埋め込んであるインプラントを
入れ歯の支えに効果的に利用出来ないのです。
とても、もったいないです・・・。
そして、インプラント治療ばかり勧める歯医者さんは入れ歯治療が苦手です。
嘘だと思うなら、歯医者さんに質問してください。
インプラント治療ばかり勧める歯医者さんには、
「先生、ドイツ式の精密入れ歯の症例をたくさんお持ちですか?」
みたいな感じです。
入れ歯ばかり勧める歯医者さんには、
「先生、インプラント治療の実績は1,000本くらいはありますか?」
みたいな感じです。
実際の 症例写真 を、見せてもらうことが大切ですよ。
歯を失ったあなたが歯医者さんを選ぶ時には、
インプラント治療と入れ歯治療、
両方に精通している 歯医者さんを選んでください。
でも、なかなか見つかりません・・・。
あなたが、良い歯医者さんに出会える事をお祈りしていますね。
歯医者さん選びは難しいですね・・・
ではまた。