「子供の矯正治療で、歯を抜いて後悔したくないあなたへ!」
前回の記事で、子供の歯並びが気になるお母さんのために、
「子供の矯正治療が得意な歯医者さんの見分け方」
を書きました。
詳しくは、前回の記事を読んでくださいね!
前回もお話しましたが、
矯正治療は、乳歯がまだ残っている時期に開始すると、
大切な歯を抜かないで治療できる場合がほとんです。
ただし、乳歯がまだ残っている時期に矯正治療を開始したのに、
「永久歯に生え変わったら、結局、歯を抜かなければなりません・・・。」
と歯医者さんに言われる事も多いのです・・・。
私のブログを読まれたあなたは、
「そんな、バカな~どうして~」って感じですよね・・・。
でも、乳歯の時期から矯正治療を開始した人の中には、
歯医者さんに
「乳歯が全部抜けて、永久歯になったら歯を抜きますよ・・・。」
って言われている人も多いのです。
そんな子供さんの多くは、
生え変わった永久歯の、前歯の見える所だけに、
針金を付けて矯正治療をしています・・・。
下の写真は、すべて歯の表側に装置が付いています。
これと同じ仕掛けを前歯だけに、付けるのです。
乳歯はまだ残っている時期に、この装置を付ける先生が多いのです。
年齢では、10歳以下です。
参考までに、乳歯がすべて生え変わるのは、12歳頃ですよ。
すでに矯正治療を開始している、
あなたのお子さんは大丈夫ですか?
実は、乳歯がまだ残っている10歳以下で、
歯の表側に矯正装置を付けて、針金で固定していたら要注意なのです・・・。
理由は、
前歯だけが永久歯に生え変わっている時期でも、
横の奥歯に乳歯が残っている間は、
歯列(歯並び・顎)の成長の時期なので
外側に装置を付けてはいけないのです!
だって、その子の歯列の外側への成長を抑えてしまう事になりかねないからです・・・。
そうした場合は、あとで永久歯を何本か抜くはめになる事が多いのです・・・。
外側から針金で縛ってるんですから、考えれてみれば当たり前ですよね・・・。
「じゃ~なんでそんな事するの~?」
って、思いますよね・・・?
私にも正直解りません・・・。
矯正をしてくれた先生に聞いてみてください・・・。
せっかく来てくれたあなたへ、
何かしてあげないと申し訳ないからかもしれませんよ・・・。
もちろん矯正の技術もたくさんありますから、結果が良ければ問題はありませんよ。
もしかしたら、本当に必要なケースかもしれませんから・・・。
でも、必ず先生に確認してくださいね。
「永久歯に生え変わった時に、歯を抜くことになりますか?」って・・・。
一生の問題ですから、遠慮しないでくださいね。
先生も、好きで歯を抜くのではありませんから・・・。
抜かない治療法を知らなかっただけですから・・・。
みんな、あなたのために一生懸命やっているのですから・・・。
子供の歯並びでお悩みのあなた、是非ご相談ください。
セカンドオピニオンもご遠慮なく・・・
ではまた。