「ドイツ式入れ歯の技法を応用した、弱い歯の有効活用法」
「経験豊富な歯医者さんなら、
いろんな裏技を駆使してあなたの為に頑張ります」
下の画像を見て下さい。
60代女性、部分入れ歯の患者様です。
上アゴの写真です。
![3531.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3531-thumb-440x329-7099.jpg)
こんな部分入れ歯が装着されています。
![3532.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3532-thumb-440x329-7101.jpg)
部分入れ歯の留め金が引っかけられている、前歯の痛みで来院されました。
残念ながら、前歯は根っこが折れていたので保存不能でした。
さらにその他の銀歯も、状態が悪いのでいつダメになるか解りません。
ご相談の結果、総合的な治療をご希望されました。
設計は、当院が専門のドイツ式部分入れ歯になります。
実は日本の歯医者さんは、
保険診療の入れ歯しか知らない人がほとんどです
ドイツ式部分入れ歯は、沢山の種類があるのですが
今回は、レジリエンツテレスコープ式部分入れ歯という技法です。
では、治療開始です。
まずは、全ての被せ物を除去します。
![3533.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3533-thumb-440x330-7103.jpg)
歯を抜くと、歯肉が安定するまでには約1年必要です
そして保存不能の犬歯と奥歯を抜歯して、歯肉が安定するまで待ちます。
今回は、およそ1年弱待ちました。
下の写真が、保存予定の歯に虫歯予防の金属冠を装着したところです。
写真右側、銀歯が装着されていない奥歯は、内冠と呼ばれる超精密加工された金属冠を装着予定です。
![3534.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3534-thumb-440x330-7105.jpg)
下の写真が、完成した金属冠です。
何だか、上の写真の金属冠とよく似ています。
でも、全く別物です。
![3535.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3535-thumb-440x330-7107.jpg)
それを、お口の中に装着したところです。
よく見ないと、私でも区別がつきません。
![3536.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3536-thumb-440x330-7109.jpg)
そして、完成した部分入れ歯の裏側です。
2カ所だけに、精密な仕掛けが組み込まれています。
その他は、凹みだけです。
![3537.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3537-thumb-440x330-7111.jpg)
あらゆる裏技を駆使して、あなたの為に努力を惜しみません
今回は、歯の状態が悪かったのと、予算の関係で仕掛けの本数を減らしました。
でも、せっかく歯が残っているのに利用しないのはもったいないですよね。
そこで、入れ歯の裏側に凹みをつけました。
精密な仕掛けには劣りますが、入れ歯の安定性には役立つはずです。
このアイデアは、企業秘密なのですが公開しちゃいました。
こんな部分入れ歯は大学の授業では習いません。
歯医者さんが、この部分入れ歯を見ればビックリします。
でも、製作方法や調整方法は内緒です。
ドイツ式入れ歯の経験があれば、何となく調整ができると思いますが
この技法のコンセプトが解っていないと、難しいのです。
そして、入れ歯の表側です。
見た目は、総入れ歯と同じです。
![3538.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3538-thumb-440x330-7113.jpg)
残された歯を失っても、簡単に修理できます
この入れ歯の利点は、残された歯を失っても
簡単な修理で使い続ける事ができる点です。
このまま、10年以上は楽に使用できます。
さて今回の歯の色は、最近人気のホワイトニングカラーです。
![3539.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3539-thumb-440x330-7115.jpg)
下の写真が、装着して横から見たところです。
下アゴは、インプラント治療です。
![3540.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3540-thumb-440x330-7117.jpg)
インプラントや高度な入れ歯治療は、経験豊富な歯医者さんが安心ですよ
実は私が、18年前に治療しました。
オールオン4という技法です。
4本のインプラントで、12本分の歯を立ち上げる治療法です。
経年劣化でだいぶ、歯がすり減ってきています。
![3541.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3541-thumb-440x330-7119.jpg)
ということで、特別サービスです。
前歯だけ歯を取り替えました。
![3542.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3542-thumb-440x330-7121.jpg)
![3543.jpg](https://meguro-shika.jp/wp-content/themes/meguro-shika/img/diaryblog/assets_c/2022/02/3543-thumb-440x330-7123.jpg)
多少、見た目の違和感が少なくなったと思います。
完全な見た目を追求するなら、骨組みを残して全てリニューアルすれば可能です。
今回は、コスパ優先の治療です。
埋め込んだインプラントは、18年経過後も全く異常ありません。
固定された義歯の骨組みは、ずっと使えますので、
気に入ら無ければいつでもリニューアルできます。
当面は、3~4ヶ月に一度のメンテナンスだけで充分です。
このまま、30年使用を目指して欲しいです。
当院は、入れ歯治療、インプラント治療の両方に精通しています。
あなたに最適な治療法を提案する事が可能です。
また、ご予算の範囲で最善の治療法を検討します。
遠慮無く相談してください。
入れ歯でお悩みのあなた、私でよければ是非ご相談ください。
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※詳細な診断をご希望される場合には、保険診療にてレントゲン撮影・歯周組織検査をお勧め致します。
現在の状態を詳細に把握することができ、それにより具体的な治療法のご提案が可能となります。
(健康保険の一部負担金は、3割負担の方で~3,500円程度です。相談料は、無料となります。)
※レントゲン撮影、歯周組織検査をご希望されない場合、具体的な治療法について提案が
できない場合があります。(こちらの相談をご希望される場合、一回3,000円の費用がかかります。)
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ドイツ式入れ歯の書籍もあります。
友人の嶋倉院長が写真付きで詳しく解説しています。
ご興味のある方はAmazonや書店での販売もされています。
また、当院で貸出もしていますので気になる方はお気軽にお声かけください。
入れ歯の悩みが一生消える
ドイツ式テレスコープシステム
著者:嶋倉 史剛
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出版社:みらいパブリッシング
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