「日本の歯医者さんが、総入れ歯の歯型採りが下手くそな理由」
「歯医者さんがこっそり教える、真面目な歯医者さんの選び方」
下の写真を見てください。
質問です。
これは、何の写真でしょう？

歯医者のブログですから、お口の中です。
答えは、下アゴの写真です。
写真の下が、喉の方向です。
総入れ歯の方です。
アゴの骨が吸収してしまい、真っ平らです・・・。
歯医者さんがこの写真を見たら、
「大変な患者さんが来たな・・・」
「上手く入れ歯の型が採れるかしら・・・？」
「歯医者になって、何十年も経つけど
アゴの骨が痩せている患者さんの型採りは
全然上手くいかない・・・」
最近なら、
「総入れ歯は、インプラント以外に患者様を救える方法が無い・・・」
「インプラントを提案しよう！」
みたいな感じかしら・・・？
では、下の写真を見て下さい。
私が採った入れ歯の型です。

素人のあなたが見ても何も解らないと思いますが、
結構、上手に型が採れています。
誰も誉めてくれないので、自画自賛・・・
嘘だと思うなら、かかりつけの歯医者さんにこの画像を
スマホで見せください・・・。
でも、上手に採れたこの歯型でも１００点満点の入れ歯は作れません・・・。
保険治療では、多くの歯医者さんは、１回の型採りで入れ歯を完成させますが
私はこの歯型を利用して、あなた専用の道具を作って歯型を２回採ります。
また、ご紹介しますね。
そのために１回目の歯型が上手に採れていなければ、
歯科技工士さんの腕がいくら良くても
あなた専用の道具の仕上がりは悪くなります・・・。
１回目の歯型採りがとても重要なのです。
と言うことで、今日は私がどうして上手に歯型が採れるかを教えちゃいます・・・。
企業秘密なのですが、この記事を読んだ歯医者さんが
入れ歯の歯型採りが上手になれば、
入れ歯で困っている人が減りますから人助けです。
実は、ある道具を使えば誰でもある程度トレーニングを積めば
下の写真のような歯型が簡単に採れます。

では、教えちゃいます・・・。

この箱の中に入っています。
中身は、こんな感じですよ。

アゴの大きさや、骨の吸収具合によりいろんなサイズがあります。
こんなプラスチックの玩具ですが、１０万円くらいかしら・・・？
でも料理の板前さんが、包丁にこだわるのですから
歯医者さんも、道具に投資するべきですよね・・・？
でもこの道具は、ちっとも日本では売れないらしいですよ・・・。
私は歯科オタクなので、この他にも良さそうな物があればすぐに試してみます。
この道具が、今のところ一番です。
総入れ歯のあなたは、かかりつけの歯医者さんに教えてあげてください。
でも、残念ながら
この道具はフルセットの販売は終了したそうです・・・。
かかりつけの歯医者さんが、どうしても手に入れたければ、
日本中から、ばら売りを探して手に入れるしかないそうです・・・。
あなたのかかりつけの歯医者さんが、
この道具を持っていることをお祈りしますね
参考までに、この道具を使っている
歯医者さんのグループを紹介しますね。
★IPSG包括歯科医療研究会
でも、私みたいに保険治療でこの道具を使ったり、
２回も歯型を採ってもらえるかは解りません・・・。
歯医者さん選びは難しいですね・・・
ではまた。