「お子様の歯並びで、お悩みのあなたへ！
　歯を抜かない矯正歯科の選び方」
下の写真を見て下さい。
１０歳のお子様です。
定期検診でお見えになりました。
前から見ると、大きな問題が無さそうに見えます。
お母さんも、あまり心配していませんでした。

でも下の歯並びはこんな感じです。
前歯が飛び出しています・・・。

このまま放置すれば、ドンドン歯並びは悪くなります。
そして、３ヶ月目から矯正治療を開始しました。
たった３ヶ月経過しただけなのに、よ～く見ると歯並びが悪化しています。
下の写真の右側の糸切り歯が３ヶ月前よりも飛び出してきました・・・。
下の写真が、下アゴに矯正装置を装着したところです。
３Ｄリンガルアーチワイヤーと呼びます。

　この装置は、狭い歯並びを内側から大きく拡大する事ができます。
歯を並べるための隙間を増やす事が可能なのです。
さらに、外側からは見えません。
お子様のストレスも最小限です。
　ここで矯正治療を検討中のお母さんに、ワンポイントアドバイスです。
①乳歯がまだ残っている小学生の時期は、
外側から針金で縛る矯正装置はできるだけ装着してはいけない。
下の写真のような装置は、外側から針金で縛るので歯並びは大きくなりません。

　②歯並びの異常に気がついたら、
乳歯が残っている小学生の時期から矯正治療を開始する。
　③もしも歯医者さんに、「永久歯に生え替わるまで待ちましょう」と言われたら、
質問して下さい。
「生え替わるまで待って、永久歯を抜くのですか？」
「歯を抜かないで、歯並びは治りますか？」
って、確認してください。
　④受け口などの骨格性の問題は、４～５歳くらいから開始してください。
早期治療に取り組んでいる歯医者さんを探してくださいね。
　参考までに３Dリンガルアーチワイヤーの治療は、佐野市近郊では、当院のみのお取り扱いです。
歯医者さん選びは難しいですね・・・
ではまた。