「歯医者さんで、うちの医院では手に負えないと見放されたあなた！
あきらめないで、私に相談して下さい。」
６０代の患者様です。
お口の中の総合的な治療を希望され、ご来院されました。
お仕事が忙しく、通院時間がとれなかったためにかなり病状が悪化しています。



歯垢や歯石が大量に付着して、歯周病も進行しています。
他の歯医者さんでは、もうじき総入れ歯になると言われていたそうです。
下の写真が上の歯です。

そして下の歯です。

ご本人も、この写真の状態ですから
総入れ歯でもやむを得ないとあきらめていました。
当院にはご家族の紹介で、相談にお見えになったのです。
診査の結果、上の歯はドイツ式テレスコープ義歯の一つレジリエンツテレスコープ義歯。
下の歯は、乱れた前歯を矯正治療で整えて、奥歯にインプラントを埋め込む計画をたてました。
まだまだ総入れ歯になるなんて、ずっと先のことです。
あきらめる必要はありませんよ！
と言うことで、治療途中ですがここまで来ました。
下の前歯の歯並びも、だいぶ綺麗になりました。


参考までに、治療前です。

上の歯は仮の入れ歯です。
総入れ歯のようですが、入れ歯の内側に歯が残っています。
虫歯にならないように、保護キャップを金属で製作しています。
なんとか５本の歯を保存しました。
この歯の上に、入れ歯がはめ込まれるのです。
最終的なドイツ式テレスコープ義歯と似たような仮の歯の設計です。
レジリエンツテレスコープ義歯と呼びます。
当院サイトの説明文です。良かったら、お読み下さい。
★レジリエンツテレスコープ義歯
まだ、仮の保護キャップの金属冠ですが、抜歯した歯肉が安定したら
精密な金属冠に入れ替えます。
実はドイツ式入れ歯を取り扱っている医院の中でも、
きちんと虫歯予防の金属キャップを装着してくれるところは少数です。
削られた歯は簡単に虫歯になりますから、注意してくださいね・・・。
私は、面倒でもあなたのために頑張りますよ！

参考までに治療前は、こんな感じです。

今回のように事前に仮の入れ歯を装着する事が、
最終的な入れ歯の予行練習になりますから、
完成時の違和感は最小限です。
もう少し、歯肉が安定したら最終的な入れ歯の製作にはいります。
その時は、またご紹介しますね。
他院で総入れ歯になると言われて、途方に暮れているあなた！
１本でも自分の歯を残せるだけで、入れ歯の安定性は格段に向上しますよ。
絶対に抜いてはダメですよ！
ただし、残念ながら保険治療の入れ歯ではこの設計はできません・・・。
日本の歯科大学では教えてくれない設計なのです。
高額な自費診療にはなりますが、長い目で考えれば安い投資です。
なぜならこの入れ歯の特徴は、もしも残した歯を失う事になっても、
使い続ける事が出来る点です。
簡単に修理ができるのです。
良い物を長く使用する、ドイツで生まれた入れ歯です。
１０年、２０年と長期間使用出来るのです。
もしかしたら、人生最後の入れ歯かもしれませんよ。
入れ歯でお悩みのあなた！
良い入れ歯を入れて、人生を楽しんでください！
入れ歯で悩んでいるなんて、人生の貴重な時間の無駄使いですよ・・・。
是非ご相談下さい。
ではまた。