「猪木さんみたいな立派なアゴになりたいですか？
　受け口の予防に大切な、３つの治療法。」
　以前のブログで、
受け口など咬み合せのズレを放置すると、
骨格が歪んで、顔が変形してしまい
大人になってから、歯並びだけを治しても
顔の歪みは、治らないというお話をしました。
顎変形症と言います。
　予防するにはなるべく早く、
骨格の問題を解決してあげる事が
良い顔を作るためには、とても大切なのです。
具体的には、３～４才から可能ですよ。
　では、以前のブログのお子様のその後です。
小学生の女の子です。
治療前です。


このままでは、猪木さんみたいな
受け口になってしまいます・・・。

　余談ですが、先日亡くなった
伝説のボクサー、
元世界ヘビー級チャンピオンの、
ムハマド・アリさんは
猪木さんＶＳアリさんの、異種格闘技戦以来、
猪木さんと大親友だったらしいですね。
私も、テレビで見ていましたよ。
　猪木さんの「アリキック」が、有名ですよね。
そして猪木さんが、試合の時に登場する際
流されるテーマ音楽は、
アリさんからプレゼントされたんですよね。
話が、脱線してきました・・・、戻します。

この子の咬み合わせの写真です。

　まだ、乳歯の奥歯が６本残っています。
８歳後半のお子様です。
　この時期は、
上だけは、取り外し式の装置を使用します。

　この装置は、
前歯を出しながら
アゴの横幅も同時に拡げられる
優れものですよ。
そして、受け口なので
下アゴの成長を抑える、
チンキャップという帽子を併用します。
ちなみに、モデルはスタッフです。


　この帽子は、自宅でのみ使用するだけですよ！
学校には、していかなくても良いです！
イジメの心配もありませんよ。
そして、３か月後です。
なんとか、下の歯を飛び越えて
前に出ました。

治療前は

でもまだ安心できません。
もっと上下の歯の
咬み咬みあわせの重なりを
深くしなければいけません。
　この後も、継続する事により
上下の歯の重なりを深くしていきます。
そして、必ず舌の筋トレをしてもらいます。
受け口の人は、
舌で、下の前歯を押す癖があります。
その癖を直さないと、
また下アゴが出てしまうのです・・・。
受け口の治療には
次の３つが必要なのです。
①お口の中に上の前歯を
前に押し出す矯正装置を装着する。
②お口の外から、下アゴの成長と
　アゴを前に出す癖を修正する、
チンキャップという帽子を着用する
③舌で、下の前歯を押す悪い癖を
修正する、舌の筋トレを毎日実践する。
早期に、この３つを守って
きちんと治療すれば
短期間で、効果が出ますよ！
くれぐれも、放置して
手遅れにならないようにしてくださいね。
一生の問題ですよ・・・。